2017年09月29日

10月住職日々随想

住職日々随想
 8月29日の早朝、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)
の弾道ミサイルが発射され、北海道の襟裳岬上空を通過し、
岬の東2.000キロメートルの太平洋上に落下しました。
国際世論を無視しての、相次ぐ同国による核実験やミサイル発射には、
憤りを禁じ得ません。
 知人の住職の奥さんの実家が襟裳岬に近く、たまたま藪入りで
里帰りしていた時、このミサイル発射に遭遇されたそうで、
実家の小学校2年生の甥が、不気味に鳴り響くJアラートに、
「僕たちいったいどうなるの?もう終わりなの?」と泣きじゃくって、
なかなか泣き止まなかったと、その様子を怒りを込めて知らせて
こられたそうです。
 Jアラートに用いられている不協和音には、おそらくそういう
意図を持って作成されているのでしょうが、人の不安をより一層かき立てる、
不快極まりない響きがあります。
 地上を走る交通機関には特段の配慮もなく、地下鉄を止めるという
ちぐはぐな対応にも疑問符が残りますし、何より最も脆弱かつ危険な
原発の運転を、停止しようともしないことには、何か別の意図でもあるのでは
と疑ってしまいます。
 確かに我が国と北朝鮮の政治状況には、予断を許さぬものがありますが、
国連演説をはじめとする現政権の、武力対立をも辞さぬかのような
敵愾心むき出しの対応は、平和国家として歩んできた我が国の、
戦後70年の歴史を軽んじているようで、看過しえないものがあります。
 加えて、米国は自国のアジア戦略の一環として、日米地位協定を根拠に、
日本を米国の軍事拠点として温存するべく、1953年の朝鮮戦争の休戦後も、
北朝鮮の再三にわたる和平協議の申し出を無視して来ました。
何故なら、国連軍?を称する米軍は、米朝間の和平協定が締結されれば、
速やかに日本から撤収しなくてはならなくなるからです。
 今、米国の世界戦略の歯車として振る舞うことが、本当にこの国と、
未来の子ども達に対する誠実な態度なのか、よくよく熟考する必要があるのです。
 過ちを繰り返してきた20世紀、私たちは深い懺悔の心をもって、
道を誤らぬようにしなければなりません。
わけても仏教には、過去から現在を問い、未来から現在を見て、
現在を生きるという、未来の先取りから今を位置づける、深い知恵があるのですから。

 過去を変えることは出来ないが
 意味を変えることは出来る。
 ひとは事実で生きているのではない
 意味で生きているのだ。

十月の行事
4 日(水)午前10時半 ピラティス

13日(金)午後1時 仏教コーラスの会  

17日(火)午後2時 門徒女性聞法のつどい
              浄土和讃 27
19日(木)午後2時 仏教民謡踊りの会 

21日(土)午後4時 祥月講・同朋の会
     ご法話 円龍寺ご住職 門井 斉師
十一月の行事
1 日(水)午前10時半〜 ピラティス

5 日(日)午後1時〜 おみがき清掃ご奉仕

  報 恩 講
12日(日)午後2時〜 大逮夜         
     夕方6時〜 御伝鈔拝読
13日(月)午後2時〜 結願日中         
    ご法話 泉大津 南溟寺 戸次公正師
     (お抹茶・お斎のご接待有ります。)

16日(木)午後2時〜 仏教民謡踊りの会
27日(月)午後2時〜 仏教コーラスの会

*11月の門徒女性聞法の集いはお休みです。

*12月3日(日)秋の日帰りバスツアーを企 画しております。
 詳細は後日お知らせいたしますが、どうぞご予定下さいませ。

*本堂内すべて椅子席、冷暖房完備、どなた様もお気軽に。
posted by ansenji at 13:47| Comment(0) | 住職日々随想