2016年07月31日

8月住職日々随想

 住職日々随想
 世界各地でテロや紛争が頻発しています。我々日本人も安倍総理が、明確に反IS(イスラム国)を宣言してから、テロの脅威から無縁ではいられなくなりました。
 また英国が国民投票の結果EUから離脱し、孤立化に舵を切った事も、驚きをもって世界中に報じられました。
 片やアメリカでは、人種対立の再燃や、銃犯罪の増加、トランプ現象に見られるような排外的ポピュリズムに、アメリカの民主主義そのものが揺らいでいます。
そして、このような動きは日本でも例外ではありません。自民党改憲草案に見られるような、極めて反動的な方向に憲法を変えよう、議論の結論が出るまでに時間のかかる民主主義を捨て、政府の意向が即座に法制化できるようにしよう、とする現代版独裁の動きが着々と進行しています。
一つの事柄だけを捕まえて結論づけることはできませんが、言えることは、新自由主義に基づく資本の自由な移動によって、世界的に格差が拡大し、国民国家の枠組みが根本から揺らいでいるということです。
結果、もたらされた不平等に人々の不満は益々増大し、世界はより不安定なってきています。
 大乗仏教が常に問うてきたのは、まさにこの「国」の問題なのです。いかなる国土を願うのか、阿弥陀仏は、因位の法蔵菩薩として、四十八のご本願をおたてになりましたが、その第一は、無三悪趣の願「私が建立する国土に、地獄・餓鬼・畜生の三悪趣があれば誓って仏にはなりません」というものです。
 地獄とは、まさに他を抹殺してでも我欲を満たそうとする心、餓鬼とは限りない貪りの心、そして畜生とは慚愧なき心を言うのですが、それは決して他人ごとなどではあり得ない、わが身の浅ましき姿そのものです。いま我々は真に願うべき国土を見失ってはいないでしょうか?

八月の行事

7 日(日)午後1時〜 おみがき清掃ご奉仕

  盂蘭盆会法要
  14日(日) 
      両日とも  午後1時・3時・夕方7時半 
  15日(月)              (計六座)
*読み上げご希望の御法名を書き出してお持ち下さい。
 お世話方ご奉仕にて、経木に浄書していただきます。

21日(日)午後2時半〜東本願寺参拝と嵐山鵜飼い見物 
23日(火)午後2時〜 門徒女性聞法のつどい
  浄土和讃に聞く 19
25日(木)午後2時〜 仏教民謡踊りの会

29日(月)午後2時〜 仏教コーラスの会

九月の行事

12日(月)午後2時〜 仏教コーラスの会

15日(木)午後2時〜 仏教民謡踊りの会

17日(土)午後2時・午後6時 秋季彼岸永代経
            仏教コーラス発表会
             お斉接待あります。
 ご法話 阿倍野 即応寺  藤井善隆師

*九月の門徒女性聞法のつどいはお休みです。
*本堂内すべて椅子席、冷房完備、どなた様もお気軽に。
posted by ansenji at 23:58| Comment(0) | なんでも質問箱
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